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修験道について

​修験道

01

​修験道とは?

修験とは「実修実験」の略と言われます。つまり自分で何かを行い、その験(しるし)を得るということです。

​特定の宗派があるわけではなく様々な宗派において修験道の修行はなされてきました。

02

​どんな修行をするのか?

修験道の修行は主に山修行、山に入らせていただき、自然を神仏とみなしてその中で修行をします。中でも最奥の修行が奈良県の吉野から和歌山県の熊野まで10日かけて縦断する「大峯奥駈修行」です。

03

​ご開祖は?

修験道のご開祖は役行者神変大菩薩(えんのぎょうじゃじんべんだいぼさつ)です。1300年前に活躍された方で大いなる神通力を持ち、人々を救って全国を行脚されたと伝わっています。

全国の霊山の多くを開山され最後に修行の地と定められた大峯山において御本尊の金剛蔵王権現を祈り出されました。

04

​どんな仏様を信仰?

​修験道の御本尊と言われるのが開祖役行者が祈り出された金剛蔵王権現です。「権現」とは仮に現れた姿という意味であり、その本地(本当のお姿)は釈迦如来・千手観世音菩薩・弥勒菩薩の三尊が一体となって現れたものであります。釈迦如来が過去世、千手観音が現在世、弥勒菩薩が未来世を掌り、蔵王権現は三世救済の非常に大きなお力をお持ちになっているのです。

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